所在地:〒907-0004 沖縄県石垣市字登野城909
ミンサー織り体験の写真集。みんさー工芸館あざみ屋にお邪魔しました。
石垣港から徒歩でも行けますし、駐車場もありますので、行くのは簡単です。前日に体験を予約してから行きました。
入口に、染めた糸を乾かす場所があります。綺麗な糸が沢山乾かしてあって、気分がアガリます。後でこれを使って機織り体験できるのかぁ~。
奥に大きな建物があり、二階がミンサー工芸館です。体験の予約時間より早く来て見学することにしました。やっぱり、機織り体験をする間に、いろいろ学んでおきたいですよね。NHK紅白歌合戦で使われたドレスなど、凝った織物品が陳列されています。多くのミンサー織りには、四角形を5つと4つ並べるアクセントが入っています。「いつのよ(いつの世)までも、愛を。」という意味が込められているとか。
想像していたよりも、かなり規模の大きい資料館です。模様の詳しい説明も勉強になります。
染めの材料になる植物がいくつも紹介されています。凄いですね。
こちらのデザイン年代表は、1971年から始まる近代史のようです。これが残っているだけでも凄いですね。ミンサー織物は琉球王国時代からあったようです。
予約の時間になったので、別の建物の体験工房へ向かいます。
機織り機がズラッと並べられいます。様々な色の糸が張られてれていて、幅にもバラエティーがあります。幅の一番狭いものはコースターサイズ。私が選んだのは、結構大き目のランチョンマットサイズです。
縦方向の糸を張るのに、どれぐらいの時間がかかるのでしょうか?緻密で時間のかかる作業に間違いありません。この状態で既に、できあがりの状態が想像できます。体験参加者は、ひたすら左右に横糸を通していくだけで、粋なミンサー織物が出来上がっていきます。
ガチャン、トントン、ガチャン、トントン、、、この繰り返しです。ガチャンは足のペダルを踏む音。ペダルを踏むと二層になっている縦糸の上下が入れ替わります。船型のツールに巻きつけた横糸を、縦糸の層の間をスルッと通過させます。
トントンは木の棒を奥から手前に打ちつける音。トントンと打ちつければ隙間がなくなり、布の面積が1行増えます。こうやって横糸を左右交互に通していけば、みるみるうちに布が出来上がっていきます。
機織り機が初めての旅トモRも大満足の様子。
ミンサー工芸館1階で、職人さんが機織り機用の縦糸を並べている様子が見れました。うわぁーややこしそう。体験中の様子も動画に載せています。横糸が足りなくなったら、インストラクターのおばあちゃんが、新しい横糸の繋ぎ方を教えてくれます。
工芸館では素敵な工芸品がいろいろ販売されていました。ミンサー織りの浴衣用帯など、粋なので衝動買いしたくなります。小さい商品を購入するよりも、体験で何かを作るほうが満足度が高いかな。次回行ったら、一番大きい壁掛けサイズの織物を体験で作ろうと思います。
下のリンクから職人タカシのガラスジュエリーショップをご覧ください。
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